ホホバオイルなら、乳液はいらない？！クレンジング、保湿、洗髪、妊娠線、ワキガ対策など使い方紹介！

ホホバオイルの様々な使い方や、クリームなどと混ぜるやり方を、まとめてみます。これなら確かに、ホホバオイルがあれば、乳液はもういらないかもしれませんね。

（★ただひとつ気をつけないといけないのは、精製されていない金色のゴールデンホホバオイルには、いろいろな効能や作用がありますが、精製された透明なホホバオイルには、優れた保湿効果があるだけ、ということです。）

ホホバオイルの使い方（１）クレンジングに使う

ホホバオイルを、クレンジングオイルの代わりに使ってみましょう。毛穴に入ってしまったメイクまで、浮かして落としてくれます。

＜使い方・やり方＞
ホホバオイルを多めに手のひらに取ったら、少しずつ指にとり、顔をやさしくマッサージするようにクルクルとメークを浮かしていきます。メークに馴染ませて、顔全体が白くなったら、いつもの洗顔料をしっかり泡立てて洗顔します。

◆コスメの油分があるので、ぬるま湯で洗い流すより、洗顔料のほうが落ちやすいです。
◆ごしごしとこすらないで、優しくクルクルしましょう。
◆小鼻の毛穴の黒ずみの上も、意識して行うといいですね。
◆濃いアイメークアップは、先に専用のメーク落としで落とします。

＜手持ちのクレンジングに混ぜる方法＞
オイルで直接クレンジングをするのが苦手な人は、クレンジングに混ぜるといつもより落ちやすくなります。混ぜる分量は、お好みでいいのですが、クレンジングと同量ぐらいから試してみるといいでしょう。

◆ウォータープルーフなど強いメークのときは、いつものクレンジングにホホバオイルを混ぜる方法がおすすめ。高級なクレンジングには、ホホバオイルを混ぜてあるものもあります。

ホホバオイルの使い方（２）アンチエイジング効果も狙って、肌の保湿に使う

＜使い方・やり方＞
化粧水をつけたあと、ホホバオイルを数滴、手に取って、顔全体になじませます。化粧水と馴染んで、すっと肌に浸透していきます。ベタベタすることもありません。特に、お風呂上がりの肌には効果的。

◆乳液のベタベタした感じが苦手な人に、肌にすっと浸透するホホバオイルは最適です。

＜手持ちのクリームや美容液などに混ぜる方法＞
持っている保湿クリームに混ぜると、肌への浸透力が増し、より強い保湿力が期待できます。混ぜる量は、未精製ホホバオイルなら１，２滴でも違いがあります。

◆高級な保湿クリームには、ホホバオイルが少し入っていることがあります。
◆ニベア缶にホホバオイルを混ぜると、より伸びが良くなり、ビタミン類などの効果も加わります。

ホホバオイルの使い方（３）ボディの保湿に使う

ホホバオイルは顔だけでなく、ボディの保湿にも使えます。

＜使い方・やり方＞
できればお風呂上がりがベスト。体が温まっているうちに、ホホバオイルをボディ全体に塗ります。入浴しているときにホホバオイルを容器ごとお風呂場に置いておくと、オイルも温まって、より伸びが良くなりますよ。

ホホバオイルの使い方（４）毛穴の角栓や黒ずみケアに使う

＜使い方・やり方＞
毛穴ケアをする部分に蒸しタオルをあてて毛穴を開いたら、ホホバオイルを指先にとり、クルクルとやさしくマッサージをします。2-3分マッサージしたら、10分ぐらい放置してそのままオイルパック。その後、蒸しタオルでやさしく拭いたら、しっかり泡立てた洗顔料で洗顔します。

◆34度以上の湯船につかると毛穴が開くというので、お風呂に入りながら行ってもいいですね。
◆ホホバオイルを手で少し温めて使うと、より毛穴の中の角栓に馴染み、落としやすくなります。
◆このケアのあとは、毛穴が開いたままなので、収れん作用のある化粧水や美容液で毛穴を引き締めます。その後、ホホバオイルを塗り保湿します。

★「綿棒DE角栓すっきりマッサージ」がSNSなどで10代～20代女性を中心に流行っています。やり方は、綿棒にオイルをつけて小鼻の上をコロコロとするだけ！角栓を浮き出させる一定の効果はあるようですが、綿棒でこすり過ぎると肌を傷めるので要注意。また敏感肌の人は、肌が赤くなることもあるようです。

ホホバオイルの使い方（５）ニキビケアに使う

ホホバオイルの毛穴の角栓など老廃物を浮かして落とす作用、抗菌作用、そして豊富なビタミン類が肌のターンオーバーを促進する作用は、ニキビのケアに最適です。（▼ニキビケアには個人差があり、全てのニキビにこの方法が有効とは限りません。）

＜使い方・やり方＞
ステップ１：入浴中にホホバオイルでパック。
ホホバオイルでクレンジングをして顔の肌をきれいにした後に、たっぷりのホホバオイルを顔につけます（塗りこむのではなく顔に乗せる感じです）。そのまま湯船に20分ぐらい浸かります。途中汗で流れそうになったら、マッサージをするようにして顔に乗せたままになるようにします。

ステップ２：しっかり泡立てた洗顔料で洗顔。
ぬるま湯を使って丁寧にダブル洗顔をするのが、おすすめです。最後は水で毛穴を引き締めます。

ステップ３：その後、化粧水などで毛穴を引き締めながら水分を補給し、最後にホホバオイル数滴を塗って保湿します。

ホホバオイルの使い方（６）リップケアに使う

うっかり忘れがちなリップのケア。ひと手間で、生き生きしたリップがきっと取り戻せますよ。口コミでは、リップのシミが無くなった、という人までいます。

＜使い方・やり方＞
手のひらにホホバオイルを少量取り、指の腹につけたら、リップをクルクルと1-2分軽くマッサージします。そのままでもいいですが、最後にラップを唇にあてて5分ぐらい置いておくと、より浸透が促されます。

ホホバオイルの使い方（７）髪の保湿に使う

髪に使えば、まるで髪の美容液みたい！うるうるの髪になる効果が期待できます。ボディなどに使って手に残ったホホバオイルを、髪になでつけるだけでもOKです。

＜使い方・やり方＞
髪の毛の乾燥が気になるところに、ホホバオイルをほんの少量塗ります。髪全体でもいいです。そしてヘアドライヤーを少し当てると、髪がとてもつやつや、いきいきします。流さないオイルケアですね。

「髪がつやつやになって、もう手放せません」という口コミまであります。

◆水分のあるほうが効果的なので、シャンプー後の髪にするといいですね。
◆ドライヤーによる髪の負担を軽減するためにも、いつものシャンプー後にホホバオイルを塗ってドライヤーをかけるのはお薦めです。

ホホバオイルの使い方（８）抜け毛や薄毛対策に、頭皮マッサージをする

抜け毛対策や薄毛対策、また髪をより美しく健康にするために、ホホバオイルを使った頭皮マッサージ（頭皮クレンジング）は、おすすめです。週に1回ずつの頻度で続けていくと、違いが出るようです。

＜入浴時の使い方・やり方＞
髪をよくブラッシングしたら、ホホバオイルを数滴、指先にとり、シャンプー前の濡れていない頭皮全体に、マッサージをしながら馴染ませていきます。10分ぐらいしたら、洗い流します。

◆10分ぐらい待っている間は、湯船に浸かるか、または頭に蒸しタオルをしておくと、より効果が期待できます！

＜入浴時以外の使い方・やり方＞
髪をよくブラッシングしたら、ホホバオイルを数滴、指先にとり、頭皮全体を指の腹でマッサージします。少し力強く、気持ちいいぐらいの強さでするといいでしょう。あとがベタベタしないので、オイルは洗い流さなくて構いません。

ホホバオイルの使い方（９）かかとケアに使う

年齢がいくと、特に冬はかかと周辺がザラザラしたり、ヒビが入ったりしますよね。古い角質でカチカチになっているためです。そこで、いつもお風呂上がりにホホバオイルを塗っておくと大分違います。

また週に1回ぐらい、次のような特別ケア「ラップパック」をしておくと、さらに良い状態になりますよ。

＜やり方＞
お風呂に入ってかかとを柔らかくしたら、余分な角質を専用やすりで落とす。お風呂から上がり、水分を拭いたら、足全体（つま先、甲、土踏まずや、かかと）にホホバオイルを塗り、ラップで包みます。10分ぐらい、そのままにして、ラップを取ります。

◆専用やすりで、かかとの角質を落とす時には、除去しすぎると肌をいためるので注意してください。

ホホバオイルの使い方（10）ひじや膝の黒ずみ・乾燥のケアに使う

ひじや膝などは、汗腺がなく、乾燥しやすいので角質もたまりやすい部分です。また、机などにひじをつく癖があると、ひじが黒ずんだり、ゴワゴワ・カサカサしてきます。夏、半そでになったりしたとき、ひじは人目につくので気になりますね。

ひじや膝にも、お風呂上がりや朝晩ホホバオイルを少量塗るだけで、大分変ります。また次のような重曹を使った特別ケアを週に1回ぐらいすると、いいようですよ。

＜やり方＞
重曹大さじ１とホホバオイル大さじ２を合わせてペースト状にしたら、お風呂上がりの水分を拭いたひじ、膝に塗って、しばらくそのままにしておく。その後、洗い流す。

◆黒ずみには、ホホバオイルもいいのですが、スイートアーモンドオイルならメラニン抑制効果があるので、さらに効果が期待できるようです。

ホホバオイルの使い方（11）妊娠線の予防に使う

ホホバオイルは刺激の少ない、保湿力の高いオイルで、肌を柔らかくしターンオーバーを促すため、妊娠線予防になります。妊娠線予防は初期からしっかり保湿するのが大事なので、妊娠初期からしっかり使っているという妊婦さんは多くいます。

出産後もいろいろ美容に使えるので、ホホバオイルはとても便利ですよ。

＜使い方＞
妊娠初期から、ホホバオイルを妊娠線が気になるところにしっかり塗ります。塗ってべたついた感じがしても、5分ぐらいするとサラサラして気にならなくなります。

匂いもほとんど無くて抗菌作用もあるので、ホホバオイルを使う妊婦さんは多くいます。

3人子どもを生んでも、ホホバオイルのお蔭で妊娠線ができなかった！という口コミもありましたよ。

ホホバオイルの使い方（12）ワキガ対策に

ホホバオイルの抗菌作用は、ワキガにもいいようです。あまり情報はないのですが、お風呂に入る前にホホバオイルを脇の下から二の腕にかけて塗ってマッサージをしていたら、長年ひどいワキガ症だったのが、治ってしまったという人がいます。

ケミカルな制汗剤などを使いたくない人には、この方法でワキガが治るなら、うれしいですね。ひどいワキガでなくても、年をとると長年の脱毛などで脇の下も荒れてきます。ホホバオイルを買ったら、ついでにマッサージをするのもおすすめですね。

ホホバオイルの使い方（13）耳掃除に

めん棒で耳掃除をするときに、ほんの少しホホバオイルをめん棒の先につけます。耳の中の汚れが浮いて取りやすくなります。

たくさん耳垢が取れたという口コミもありますよ。あまり頻繁にすると、耳の中の肌を傷つけるので注意してください。

ホホバオイルの使い方（14）水虫（爪水虫）対策に

日本アロマセラピー学会は、2003年に、爪水虫（爪白癬/つめはくせん）に「ティートリー」という精油とホホバオイルを混ぜたものを塗る治療が効果があると報告しました。

使ったのは、10倍の希釈の物。つまりホホバオイル10mlだったら、ティートリーは1mlです。ティーツリーは抗菌活性の高い精油。ホホバオイルは肌などへの浸透性に優れており抗菌作用もあり、さらにビタミンも豊富で、ティートリーを浸透させるには最適のキャリアとなるのです。

爪水虫以外の水虫に効果があるかどうかは、特に情報がないようですが、海外ではアスリートフット（水虫）にいいという話もあるようです。